こんにちは。働くママのためのパーソナルコンサルタント 清水きよ美です。
名古屋では今日から夏休みが終わり学校での半日授業が始まります。学校での熱中症だけが心配ですね。今年は例年のような1学期ではなく、前期、後期と別れるようで、まだ前期のの通知表はもらえていません。夏休みの宿題のテキストも、まだ授業で習っていないので「やってこなくてもいいページ」まであります。
4年生の息子の宿題には「夏休みに心が動いた出来事」について文章を書くページがありましたが、「心が動くって何?」と言うので一緒に考え話をしました。
その後、子どもだけでおばあちゃんのお家に遊びに行った日に、大おばあちゃん(95歳)に「離れていてもずーっと心の中で応援しているよ」と言われたそうで「大ばあちゃんの言葉に泣きそうになった。僕、心が動いたからこれを書く!」と言っていました。
「心が動くこと」が働く理由になる
働くことって、人が誰かの心を動かすためにという想いが「働く理由」になっているのかなって思いました。
花屋さん、パン屋さん、名古屋はモノづくりの街なので製造業が多いのですが、誰かの笑顔に繋がるためにという働く理由をもった職人さんが多いです。
世界のGAFAも同じように誰かを幸せにすることを働く理由としていますよね。自分の仕事が、誰かの喜ぶ幸せを感じる笑顔に繋がる、その顔が見たい届けたいという想いが働く理由になれば、働くことも楽しくなるのではないでしょうか?
何故私たちは働くのか?
人に働く理由を聞けば「お金をもらうため」という答えが多いです。けれど、その答えに「何故お金をもらうために私たちは働くのか」という理由を考えてみて欲しいのです。私たちが働く理由は「お金をもらうため」という理由よりも幸せに生きていくためという働く理由が先にあると思うのです。
では、あなたの幸せの条件はどんなものでしょうか?どんなふうに幸せになりたくて働くのでしょうか?その幸せのために、どんなお金がいるのでしょうか?
そして何よりもその働く理由は、あなたの心が動きますか?
働く理由には誰かに向けた愛ある気持ちが必ずある
息子が大おばあちゃんの言葉で「心が動いた」という気持ちを味わうことができたのは、「心が動く」ということはどういうことなんだろうと考えてみたからです。いつもの生活の中で「心が動く」ということにアンテナを立てていたからこそ、しっかりとキャッチできた感情だと思うのです。
働く理由も同じで、「働いているのは何のためで、どんな風に幸せになりたいからで、どんなお金が必要なのか」とアンテナを立てていれば、本当に幸せになるために必要な働き方と、働く理由に気づけるのではないでしょうか?
「お金」だけに執着していては、本当に大切にしたい幸せを見過ごしてしまう。
大おばあちゃんに言われた「離れていてもずーっと心の中で応援しているよ」という言葉には孫への愛がたっぷり詰まっている。その愛に気づいて初めて心が動く。
働く理由に誰かに向けたたっぷりの愛があること、そしてその想いが届いた時、そのサービスや商品、自分の働きを評価されるものになるのですから。あなたの働きが誰かを本当に幸せにすることはできるのです。
あなたの働く理由がワクワクするような楽しいものであって欲しい
「働き方改革」「ワークライフバランス」と言われながらも、働くママの働き方はまだまだ配慮が足りないと、私は感じています。
女性支援と言いつつも「女性の起業はおままごと」だと言われたりもします。働くママの働く理由がまだ正しく理解されていないことも本当に多いです。
WITHコロナの時代になり、働き方がまた大きく変わりました。
この大きなきっかけに「働く理由」をもう一度考え、「何故働くのか」という自分の働く理由を明確にすることで、働くことにストレスを持つことなく、もっと楽しく心が動く働き方で、子どもの心が震えるような愛溢れる未来にしていけたらいいなと思っています。
好きなことを仕事にすることだってできるし、幸せに働くこともできる。
働くママが子供に伝える働く理由が「働くことは楽しくて多くの人を幸せにできる愛あるものだと」言えたらいいなと心から思います。
「迷ったら心が動く方へ進めばいいよ。」私は子どもを信じてそう伝えていきます。
そういう私も、子どもが大好きなママの笑顔でいるために、働く理由が「多くの人に愛をたっぷり届けるため」という働くママでいたいと思う。